口喧嘩から始まった傷害事件

2023/04/22

お悩みさん

32歳社会人男性です。
知人4人で居酒屋で飲み会をしておりました。
最初は和気藹々としていたのですが、その後2人が帰り、残った2人で飲んでいたところ話がヒートアップしてしまい口論になり最終的には殴り合いの喧嘩になりました。
その後は警察が駆け付けて、任意取調べを受け、相手が被害届を提出したのでこちらも被害届を提出しました。
その日は帰宅することが出来たのですが、今後どうなるのでしょうか。
家庭や仕事もあるので前科をつけるわけにはいきません。

弁護士

今回のような飲酒からのトラブルも事案としてはとても多い事案の1つです。
ご家族やお仕事の為にもしっかりと対策していきましょう。

仲直りが最良の解決策

弁護士

まず今回のケースの場合、在宅事件として取り扱われているかと思いますので双方で被害届を出しているかと思います。
一番最良の解決方法としては双方の被害届を取り下げればそれだけで解決する可能性があります。

お悩みさん

私もそれが出来るのが本望です。

相手方とはどのように交渉をすればよいでしょうか。

弁護士

まずはこちらの非をしっかりと認めた上で、お互い前科がつくと双方デメリットになる旨伝え双方被害届を取り下げることを提案するのが良いかと思います。

主導権がどちらにあるのか

お悩みさん

事の発端は相手から手を出してきたことから始まったんです。
それなのに私が非を認めて下手に出るのは納得いきません。
ただ、問題を起こすわけにもいきません。
どうすればいいのでしょうか。

弁護士

仰っていることはよくわかります。

ただ、相手方に対して一方的に被害届の取り下げを要求すれば、相手方との関係がより悪化してしまい、仮に相手方ががもし前科がついてもいいので被害届を取り下げないという考えに至ってしまうと、双方刑事処分が下る可能性が高まりますので、穏便に解決するのが得策と言えるでしょう。

お悩みさん

ますます腹が立ちますね。
でもそんな事も言ってられないので穏便に解決しようと思います。

弁護士

今回のケースですと、被害届を双方取り下げる形が一番いい解決方法かと思いますが当事者同士の話し合いですと感情的になってしまうことも考えられますので、出来る限りご自身で行わずに弁護士にご依頼された方が宜しいかと思います。

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