マタニティハラスメント

2024/08/23

お悩みさん

34歳女性です。

二人目の子供を妊娠したため育児休暇を申請したところ、管理職を外されました。 育児休暇を取得後、職場復帰をしたが管理職に戻ることもできませんでした。 不当な扱いではないでしょうか?

弁護士

それは大変でしたね。
状況によってはハラスメントに該当する可能性も

ございますので詳しくお話をお聞かせください。

不当な扱い

弁護士

育児休暇は法的に認められた制度ですので、これのみを理由に不利益な取り扱いをすることは男女雇用機会均等法第9条、育児・介護休業法第10条等に違反し、または、不当な人事に当たり裁量権の逸脱濫用に当たり、違法となる可能性が高いです。

勤務態度や遅刻などで注意がされていたことや始末書を書いたことがあるということもありませんでしたか?

お悩みさん

はい、仕事も普通にこなしていましたし

遅刻などで注意されたことは一度もございません。

弁護士

そうなんですね。

会社側も育児休暇のみ原因で降格をさせたと主張することはほとんどなく、勤務態度など様々な理由をつけることがあります。理由に照らして不当なところがないか検討してみる必要があります。

降格の理由

お悩みさん

どのように対応するのがいいのでしょうか?

弁護士

まずは、降格の理由を会社に対して聞くことが重要になります。あとから改ざん等ができないように書面でもらっておくのがいいでしょう。

同じような事情があっても、周りに対しては何ら問題となってないのに、自分だけ注意、降格させられる場合などは、会社の人事裁量権の逸脱濫用の可能性があります。

お悩みさん

そうなんですね…。

私以外には降格していないような気がします…。

弁護士

このようなケースは、具体的な証拠を集めて弁護士と相談しながら進めていくことが大切です。一度ご相談ください。

当事務所は様々な事案を取り扱っている総合法律事務所になります。
些細なことでも気になる事がありましたらお気軽にご相談ください。
お問合せフォームはこちら

遺言や相続、交通事故、会社法務、医師や歯科医開業支援、離婚問題、不動産関係、破産や再生などの債務整理、財産管理、刑事事件などのご相談は
横浜、みなとみらいの弁護士事務所「LM総合法律事務所」まで

少しでも不安なこと、悩まれていることがございましたら
我々LM総合法律事務所にお任せください!